Diarkis Group の特徴

Diarkis Group は人数に制限や通信プロトコルに制限もなくクライアント間で同期をすることが可能です。

完全分散型設計

Diarkis Group はサーバクラスタ内で完全に分散して管理されています。このためグループ毎に人数の制限を設ける必要がなく障害にも強い設計になっています。

ただし分散しているためグループに参加しているクライアント数などの取得をすることはできず、Diarkis Room のようにプロパティなどを持つこともできません。

同期について

グループのメンバーがサーバに対して同期のメッセージを送信します。サーバはグループに参加しているメンバー全員に対して同期メッセージを送信します。グループでの通信同期は必ずサーバが間に介入するリレー通信を採用しています。

通信プロトコルに依存しない

グループには通信プロトコルが異なるクライアント同士でも参加をすることが可能です。UDP/RUDP と TCP と WebSocket に対応しています。ただし WebSocket のデータフォーマットは JSON であるため、WebSocket を交えて同期する場合は UDP/RDUP と TCP はWebSocket に合わせる必要があります。

Diarkis の概念 (2)

複数のグループに同時に参加が可能

Diarkis Room と違い、複数のグループに同時に参加をすることが可能です。

人数制限がない

グループには参加人数の制限がありません。このため多くのクライアントと同期をすることが可能ですが、人数の制限がないため負荷の制限や同期数の制限などはアプリケーション側で対応する必要があります。

サーバ負荷について

Diarkis Room や Diarkis Field に比べて Diarkis Group は、同期の頻度が多いとサーバの負荷が高くなりやすい傾向があります。このため Diarkis Room や Diarkis Field よりも同期の頻度を減らすことが必要になるため高頻度で同期をとったり遅延に敏感な機能を実装する場合には不向きと言えます。