Diarkis クライアントからサーバに接続する

はじめに

本ページでは C++ の room_broadcast サンプルを使用して「Diarkis サーバーをローカル環境で起動する」で起動した Diarkis サーバーに接続して通信を行う方法を説明します。 room_broadcast サンプルでは Room モジュールを使用して Diarkis サーバー上に仮想の部屋を作成し、2人のユーザーが接続してお互いにデータの送受信を行います。 サンプルの詳しい説明は room_broadcast を参照してください。

Windows 環境

  1. samples/room_broadcast/win-x64/room_broadcast.sln を Visual Studio で開きます。

  2. プロジェクト > プロパティ > デバック > コマンド引数 を指定します。

     $(endPoint) $(uid) $(clientKey) 例 127.0.0.1:7000 1111 AAAA
  3. F5 でビルドしプログラムを起動します。サンプル・プログラムの起動後、Diarkis サーバーに接続すると以下のようなログが表示されます。

    Start
    FileLoggerBackend created files ./logs/1111/diarkis-log.log
    ============================
    Loop=1
    Endpoint: 127.0.0.1:7100
    UID     : 1111
    
    Connecting to the UDP server...
    Connected
    Joining a room...
    Joined
    Room members: 1111

    room_broadcast サンプルでは複数人が Room に接続するのを待ってサンプルの処理を進める流れとなっているため1人が接続しただけだと他のユーザーの接続を待つ状態となります。

  4. Windows ターミナル(コマンド・プロンプト)などから、別プロセスで複数クライアントを実行します。 samples/room_broadcast/win-x64/x64/Debug/bin/room_broadcast.exe に実行ファイルが出力されています。

    > ./x64/Debug/bin/room_broadcast.exe $(endPoint) $(uid) $(clientKey)
    例 : room_broadcast.exe 127.0.0.1:7000 2222 BBBB

    2人のユーザーが Diarkis サーバに接続すると以下のログが出力され、Diarkis サーバーの Room モジュールを介したデータの送受信が行われていることが確認できます。

    Connecting to the UDP server...
    Connected
    Joining a room...
    Joined
    Room members: 1111, 2222
    Room Broadcast
    Stats Room Broadcast num 100
    Stats Room Broadcast num 200
    Stats Room Broadcast num 300

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