P2P モジュール
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Diarkis P2P は、ユーザー・デバイスがサーバーを介さずに直接通信することを可能にします。
Diarkis サーバー・クラスターは、NAT トラバーサル技術を使用してクライアントのディスカバリーポイントとして機能します。
peer-to-peer 通信では、各パケット交換のためにサーバーが介在しないため、クライアント・デバイスはネットワーク遅延を最小限に抑えることができます。
Diarkis P2P は UDP ネットワーク・プロトコルのみをサポートし、RUDP(信頼性のある UDP)の独自実装を持ち、パケットの配送と順序を保証します。
接続されたデバイス間で交換されるパケットはすべて暗号化されており、暗号鍵は接続されたデバイス間の接続に固有のもので、安全な通信を確保します。
peer-to-peer 通信には二つのステップが必要です。まず、クライアントは自分のアドレスを交換し、を行います。ホールパンチングが成功すると、クライアントはパケットを直接送受信することができます。
Diarkis P2P では、クライアント SDK にホールパンチング、いわゆる NAT Traversal の機能が含まれています。NAT Traversal は、ゲーム機のシステムやその他多くのネットワーク・アプリケーションで一般的に使用されている技術ですが、Diarkis P2P の大きな特徴は、通常のホールパンチング手法では接続が難しい Symmetric Cone 型のルーター に接続された端末とも、必ずではないものの 通信の確立が可能となる点 にあります。これにより、成功率の高い通信が期待できます。
Full
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Restricted
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Port Restricted
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Symmetric
✖︎
△
Diarkis P2P のユニークなアーキテクチャにより、クライアント・デバイスは Diarkis サーバー・クラスターとの接続を維持することができます。これにより、ピアツーピア接続が確立できなかった場合でも、通信を peer-to-peer からサーバー・リレーにフォールバックすることができ、すべてのユーザーがネットワーク設定に関係なく通信を続けることができます。