HTTP サーバー
概要
HTTP サーバーは Diarkis のエントリーポイントとなります。アプリケーションサーバーは、HTTP サーバーに接続して、リアルタイム接続のエンドポイントと暗号化キーを取得します。
また、カスタム・エンドポイントを記述することも可能です。
HTTP サーバーのセットアップ
クライアントにビルトイン・コマンドを公開するには、diarkisexec パッケージを利用してセットアップできます。
diarkisexec.SetupDiarkis()
でモジュールを指定してビルトインコマンドを公開できます。各モジュールのConfigPath
を指定することで、設定をカスタマイズできます。diarkisexec.SetServerCommandHandler()
でカスタムコマンドを公開できます。diarkisexec.SetupDiarkisHTTPServer()
で UDP サーバーのセットアップができます。引数の JSON ファイルでサーバーの設定をカスタマイズできます。
⚠️ 上記の関数は、
diarkisexec.StartDiarkis()
を呼ぶ前に実行する必要があります。
詳細は diarkisexec の API リファレンスを参照して下さい。
Mesh 設定
meshConfigPath には JSON ファイルのパスを指定します。詳細は Mesh 設定 を参照してください。
HTTP サーバーの設定
設定は JSON で記述します。
キー | デフォルト | |
---|---|---|
address | "127.0.0.1" | バインドする UDP サーバーのアドレス |
port | "7000" | UDP サーバーがバインドするためのポート。UDP サーバーは、指定されたポートから始まる利用可能なポートを自動的に探します。 |
useFixedPort | false | trueの場合、HTTP サーバーは指定されたポートでのみバインドされます |
timeout | 5 | HTTP レスポンス・タイムアウト(秒) |
enableEncryption | true | falseに設定すると、パケットの暗号化と復号化が無効になります。他のサーバーも同様の設定をする必要があります。 |
詳細は http の API リファレンス を参照して下さい。
カスタム HTTP エンドポイントの作成方法
DiarkisのHTTP サーバーでは、カスタムエンドポイントを書くことができます。
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