Diarkis P2P の特徴

Diarkis P2P はクライアント端末を Peer-to-Peer 技術を使って直接通信させることで 通信の遅延を最小限に抑えることを実現します。

Peer-to-Peer 通信を開始するためにはクライアント同士で自身のパブリックアドレスを交換しあう必要があります。

Diarkis P2P は Diarkis サーバクラスタがこの役割(STUN)を担うことで自動スケールが可能な STUN を提供するとともに Peer-to-Peer 通信ができないクライアントがリレー通信にフォールバックすることも実現します。

Diarkis Room, Diarkis Group, Diarkis Field は全てリレー通信(サーバを通した通信)を採用しています。

Diarkis の概念 (3)

Peer-to-Peer の通信ではクライアントの通信環境の影響が多く、場合によっては Peer-to-Peer を使って通信することができない場合もあります。

例えば、ルーターを複数繋げているような通信環境(ルーターをルーターに繋げた環境)の場合、実際の端末までの通信を通すことが困難でこのような環境では、Peer-to-Peer の通信をすることができない場合がほとんどです。

このような場合、Diarkis Room を使ってリレー方式の通信に切り替えることで通信を担保することも可能です。

Diarkis Room の詳細については Diarkis Room のドキュメンテーションを参照ください。